プロフィールムービーのエピソード7
2020年09月11日 15時25分
プロフィールビデオ自体が、基本的に、ほぼ毎回感動させられます。新郎新婦の出会いや、結婚に至った経緯などがわかるし、写真を見ていると、二人が育ってきた環境や両家の歴史が垣間見れるので、プロフィールビデオという演出そのものが大好きです。今までで、一番見ごたえがあったのは、美容関係の仕事をしている友人の結婚式でのプロフィールビデオです。出てくる写真がどれも華やかで、学生時代のショー時や、職場の同僚との撮影現場での記念写真など。見ごたえがありましたが、幼少期の写真が平凡で、ギャップが楽しかったです。構成も手が込んでいて、多くの場合は赤ちゃんの時の紹介から始まるのですが、二人の出会いから、幼少期を回想するような流れを挟んで、プリポーズの言葉に移りました。
そして、招待状に書かれたメッセージの紹介があった上で、ゲストへの感謝の言葉がありました。結構長いプロフィールビデオだったかもしれませんが、見慣れたパターンではなく、とても新鮮だったためか、あっという間に終わった感じがしました。選曲は洋楽中心で、流行りは全く気にしてなかったのかと思います。
おそらくはビートルズやカーペンターズが流れていたと曖昧ですが記憶しています。音楽に疎い私にはあまりわからなかったのですが、だからこそ、内容や写真に集中できたのかもしれません。逆に、残念だなぁ。と思ったのは、ロック好きの友人のプロフィールビデオです。ラブソングを中心に、広い年代に親しみやすい曲をBGMに選ぶのが一般的ですが、本当に激しい曲が多くて、失礼ながら「やかましい」と思ってしまいました。あれは完全に自己満足だったと思います。構成は一般的な流れ。ライブに行った時や、その後の飲み会と思われる写真が多くて、新郎新婦の育った環境や家庭の事があまり触れられておらず、ずっとロックばかり。最後にはゲストへの感謝の言葉がメッセージで流れましたが。「来てくれてありがとう。幸せになるぜっ。」と顔文字か記号かが付いて上から目線で締めくくられてました。本人も音楽を少しやっている人なので、「まあ、仕方ない」とは思いますが、ご年配の方もいらっしゃるのに、配慮が足りなかったようには感じました。ほとんどの場合は、一生に一度の事ですし、若い場合は、他の人のプロフィールビデオを見る機会が少ないので、判断が難しいかもしれませんが、あくまでも、ゲストを楽しませる演出である事を念頭に置いて構成してほしいですね。